音楽好きじゃない私の、好きな音楽の話


おはにです。


こんな風に長い文章を書くのは、約1年ぶりかもしれません。


昔、別界隈で物書きの真似事をしておりましたが、割と中途でやめたような人間です。



先日25歳となりまして、どうも私はおばさんという枠に片足を突っ込み始めた模様ですね。


あ、待って改めて書くと結構なダメージ()




そんな私ですが、音楽については幼少期から人並みに触れさせてもらえた方かと思います。


母親が3歳から15歳までピアノを習わせてくれたおかげで、楽譜も読めるし音を拾うのも苦じゃない(面倒くさがりだから耳コピとかしないけど)



ただ、コード名はちんぷんかんぷんです。




歌だって、放送部をやってたおかげで発声もぼちぼちできるし音程も外さないんだけど、「めちゃくちゃ頑張った人」「元から上手な人」には完敗するレベル。


地元の友達にカラオケで「上手だね」って言われる子みたいな。




日本という場所で、私と同世代なら、もしかしたら似たような人多いんじゃないかなと思います。


まぁ偉そうに言っといて実際知らんけど(鼻ほじ)(発言には責任持ってください)




そんな私は自分のことを「音楽好き」だと思ったことはありません。


音楽を楽しむ心は持ち合わせておりますが、音楽がないと死ぬって程でもない。


詳しい知識があるんでもない。


クラシック以外の音楽の歴史だって知らない。



好きな物、趣味という枠で語るならメイクの方がよっぽど好きです。




申し訳ないけれども、人生で歌を聴いて呆気に取られて感動したのは中学生の頃、たまたま見れた「モーツァルト!」の舞台くらいかも。


あーミュージカル、また見に行きたいな〜(脱線常習犯)




そもそも私、決まったアーティストを好きになることってなかったんですよね。


曲を好きになってループすることはあっても、それを歌ってる人、作ってる人に興味はなくて。


まぁ有名な人に対して「すごい!」ってなるミーハー精神はありますけど笑




歴代の推したちも、好きになった理由は「顔がいい」か「性格が好き」かの2択。



そりゃ推しが歌うならCDDVDも買いますけど、歌が絶対的必要性のあるものでもなくて。



音楽番組も「推しが出るから」ってなんとなくテレビつけて、顔がいいなぁと眺めてました。


(3歳の頃にドル誌をしゃがみこんで眺めて「かわいい〜」と零すくらい私は根っからの面食い、この話を祖母から聞いた時は自分でも引いた)




歌声が好き、とか。


作る曲が好き、とか。



ある程度の好みはあっても、そこに他人がかける熱量の多さがよく分からなかったんですよ。というか知ろうとも思わなかった。




でも分からないもんですね、人って。



こんなにもSixTONESの生み出す音楽自体にハマるとは。


しかもなにせ彼ら、顔がいい(こら)



これ、私の言うこの、「SixTONESの生み出す音楽が好き」というのは決して


歌が上手いから好き


なわけではないということをまず言っておきます。



あともうひとつ、音楽って音だけが全てじゃないってことも。




先述したように、ある程度の音楽教育を通ってきてしまった私の耳では「うわぁ!6人ともすっごく歌がうまい〜!」と心から素直に声を上げるのはやっぱり少し難しいです。



ただ、それを咎める気持ちは全くありません。


てかジャニーズという枠内で言うなら充分な歌唱力だと思う。


きょもなんてミュージカル俳優だもんね。きょものビブラート最強。美味しいもぐもぐ。大好き(あっまずい、キモオタの人格が出てきた。ちょっと帰っていただいてっと)





でも上手なだけの歌なんかよりもずっとずっと、スキルを超えた素敵な魅力があるから、それで勝負していけると思うから、私はSixTONESが好きなんです。



だって、SixTONESを好きになってから、見るステージ見るステージで窺える「いま俺らを見てる奴ら、ぜってぇ逃さねぇぞ」とでも言いたげなあのオーラ。


なんなんだ目が離せんってなります、そりゃ。


ふと見せる表情、カメラに抜かれるとこちらを射抜くかの如く与えられる視線と仕草。



SixTONESってずるい。

ずるすぎるのよ。



そーんなーん、惚れてまうやろぉ!のやつです(あっごめんなさいね、なにせ世代が古くて)





ステージでの爆発的な引力で言えば、直近では先日のoneST配信ですね。



私、ヘッドホン繋いで聴きました。


常に生歌で勝負してくれる彼らの、心からの声をしっかり聴いてパフォーマンスを見たかったから。


そして流石ですよね、全パフォーマンスで画面下に歌詞が流れてるの見た時はそれだけで胸がいっぱいでした。




お陰様で、表現力の爆発と彼らの気迫が真っ直ぐに届いて、終盤のSTを聴く頃には息を吸うのがやっと、泣くのを堪えるのに必死でした。



画面越しなのに、もう彼らしか見えなかった。





でもその後、感想共有しようと思ってTwitterに行ったら黄色さんの歌声やSTのハモりがバチボコに叩かれてて、勝手に自分で地雷踏んだだけだけどめっちゃ悲しくてSNS嫌いになりそうだった笑



そりゃ私だって、音程のズレが気になったりしますよ。


あー今日すっごい不安定だな、あらら不協和音だわ、テンポずれてるなーって。



でもそれが邪魔になってSixTONESのパフォーマンスを楽しめないなら、私は、絶対音感とかそういうの要りません。


一生音楽好きになれなくていい。


詳しい知識だって、歴史だってジャンルだって知らないままがいい。


そんなくだらないものに邪魔されてこのときめきを得られないなんて哀れすぎる。そんな自分なんか惨めだ。



だって私は、歌が上手い人達が集まったカラオケ採点で100点が出るのを待ってるわけじゃないんですもん。



ましてや音楽プロデューサーでもあるまいし。



そんなことより何を伝えたくて、どんな想いを抱えてるのかを知りたくて、受け取るのに必死なんですよね。




もちろん、批評を害悪とは言いませんよ。


受け取る側の耳が肥えてるからこそ、より良質なものが提供されていくわけですから。



でも私はもう、そういう指摘は彼らに直接関わるプロの仕事だと思ってるんで、更に良い環境にしてもらえるようにお金沢山落とそうかなって感じです(あ、真面目な雰囲気に耐えかねてふざけ始めましたよ?)(事務所に金落としても本人達に還元されるかどうかは神のみぞ知る)



とはいえ、きっと彼らをここまで好きになったのは、魅力はパフォーマンスだけじゃないって知ってしまったからなんですけどね


なんっであんなラジオとYouTube面白いかな〜。

でもYouTubeはもっとくだらん企画でも大丈夫ですよって笑




さぁなんというかすっごい話があっちこっちいきましたけど笑



基本的に私は推しが幸せに息吸って吐いてりゃいいタイプの盲信系オタクですので、「変わってほしいから厳しいこと言うの!」的な推しで育成ゲームタイプの人とは相容れないなって話でした(あれっタイトル)